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ワシントンの桜の木の話は嘘
アメリカ合衆国の初代大統領のジョージ・ワシントンといえば、子ども時代の桜の木の
エピソードが有名である。父から斧をもらい、父の大切な桜の木まで傷つけてしまった。
翌日、父がそれを発見、ワシントン少年は「自分がやりました。」と告白する。すると父は、
「お前のその正直な答えは、桜の木1000本よりも価値がある。」と抱きしめたという、
嘘をついてはいけない、正直がいちばんだという教訓をこめた話である。
ところが、これは作り話だったのだ。
メイソン・ロック・ウィームズはワシントンの死後、ワシントンの逸話を集めた
『逸話で綴るワシントンの生涯』という本を出版した。この本はとても好評だったそうだ。
ただし、桜の木の話は最初から書かれていたのではなく、第五版で登場する。
そう、あとから付け加えられた作り話だったのだ。そもそもワシントンの生家には
桜の木は植えられていなかったという。
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