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渡り鳥はなぜ迷わない?
渡り鳥とは、季節によって定期的に往復移動をする鳥のことで、その飛行距離は、
数千キロメートルにも及ぶことが珍しくなく、迷わず毎年同じ場所に戻ってくる。
この鳥たちの秘密を探ろうと、多くの実験や調査がなされた。
渡り鳥は、夜に飛んだり、海の上を飛んだりするので、地形を見下ろし島や山脈などを
目印にして飛ぶことはないという。
ある研究者は、コウノトリの集団を、渡りの季節の前に別の場所に移した。こうすれば、
今までと違うコースをとらなくてはならなくなる。ところが、コウノトリたちは、迷わず
いつもの越冬地に到着したという。
また、ある研究者は、巣に戻ろうとしていた鳥の集団を、遠く離れた地点で捕まえ、
しばらくして離してみたが、鳥たちは何事もなかったかのように、
巣の方向に戻っていったという。
現地点の研究段階では、鳥の脳内には体内時計があり、昼は太陽の位置、夜は星座の位置
を頼りにし、方位を補正しながら一定の方向に飛んでいると考えられているようだ。
または、地磁気や風向き、日照時間なども、渡り鳥の道標になっているのではないか
といわれている。
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